「大人の生どらシリーズ」誕生

老舗和菓子屋が贈る、新たな味わいの物語

戦後まもなく、私たちは“どら焼き”という一つの和菓子に心を込めてきました。
ふんわりと香ばしく焼き上げた皮と、素朴でやさしい甘さのあん。その懐かしい味は、150年という歳月のなかで、幾人もの笑顔と共に育まれてきました。
けれど、時代が移ろい、嗜好が変わる中でも、「和菓子は、もっと自由でいい」、そんな想いが、私たちを突き動かしました。
そうして生まれたのが、「大人の生どらシリーズ」です。
伝統を大切にしながらも、新しい風味と感性を取り入れた、まさに“いまの時代のどら焼き”。厳選された生クリームをベースに、洋の素材と和の技を織り交ぜ、ひと口ごとに広がる香りとコク、そして深みのある余韻。

和菓子が、デザートにもなる。ギフトにもなる。自分へのご褒美にもなる。
そんな新しい体験を、ぜひお楽しみください。

キリマンジャロ珈琲生どら

挽きたてを思わせる深いコーヒーの香りと、なめらかなクリームの調和。キリマンジャロ特有の芳醇な苦味が、どら皮のやさしい甘さを引き立てます。まるで一杯の極上コーヒーを味わうような、静かな贅沢を。

〇シーン1
「珈琲は、父の匂いだった。」
朝早く、湯気の立つマグを片手に新聞をめくる父の背中。子どもの頃は苦手だったあの香りが、今では心落ち着く存在に。
そんな思い出を、生どらのクリームにそっと閉じ込めました。

〇シーン2
「あの会議のあと、自分にだけそっと出すご褒美。」
プレゼンが無事終わった午後、デスクに戻って一息。いつものコーヒーより、少しだけ贅沢な香りが欲しくて手に取ったのはキリマンジャロ味の生どら。
誰かのためじゃない。今日は、自分のがんばりをねぎらう時間。

アールグレイ紅茶生どら

ベルガモットの気品ある香りがふわりと立ち上がる、優雅な紅茶のどら焼き。しっとりとした皮とともに頬張れば、ティータイムが和の時間に早変わり。紅茶好きの心に、そっと寄り添うひと品です。

〇シーン1
「いつもと同じ午後三時。でも、ちょっと特別。」
お気に入りのティーカップと本、やわらかな日差し。
そんな何気ない日常のなかで感じる、ほんの少しの贅沢。アールグレイの香りが、あなたの午後にやさしく寄り添います。

〇シーン2
「休憩室の静けさが、なんだか心地よかった日。」
資料に追われた午前を終え、やっとひと息つける午後のティータイム。アールグレイの香りに包まれながら、スマホを置いて、ただ空を見上げる。
“余白”の時間が、こんなに贅沢だなんて知らなかった。

シナモンミルクティ生どら

ミルクティのまろやかさに、ほんのりスパイスのアクセント。シナモンの香りが、どこかノスタルジックであたたかい。大人になった今だからわかる、やさしい甘さの物語。

〇シーン1
「友だちと交わした秘密のレシピ。」
高校の帰り道、寄り道して飲んだミルクティ。その香りに恋の話も、将来の夢も、全部溶けていた。
シナモンの香る一口で、あの頃の“甘くてちょっぴりほろ苦い”記憶がよみがえります。

〇シーン2
「ミーティング続きの一日も、甘い香りでリセット。」
タスクは山積み、チャットは鳴りやまない。そんな日でも、シナモンの香りにふわっと包まれた瞬間、頭のスイッチがオフになる。
「よし、あとひとふんばり」って言える力をくれる、そんな一口。

ラムレーズン生どら

洋酒が香るレーズンとクリームがとろけ合う、大人のデザート仕立て。ラムの余韻が上品に広がり、まるでどら焼きが語りかけてくるよう。夜のひとときやワインのお供にも、おすすめです。

〇シーン1
「彼女の家で、はじめて出された大人の味。」
「これ、お酒入ってるから…」と彼女が少し照れた顔で差し出した手作りのスイーツ。大人になった気がしてドキドキした、あの夜の記憶。
とろけるラムレーズンに、あのときの甘さと香りが重なります。

〇シーン2
「夜更け、デスクライトの下で食べる贅沢。」
終電帰り、コンビニには寄らず、まっすぐ家へ。
冷蔵庫で待っていたのは、ほんのり洋酒が香る大人の生どら。誰もいないキッチンで、音楽もテレビもつけず、静かに味わう。仕事を終えた自分だけが知っている、甘くて深い夜。

伝統と革新が出会う“和のデセール”

ひとつずつ丁寧に、まるで小さな物語を包むように仕上げたこの生どらたち。どら焼きの概念をくつがえすような、けれど、どこか懐かしさを感じさせる味わいに、きっとあなたも「こんなどら焼き、はじめて」と呟くはず。

数量限定のご用意となっておりますので、どうぞお早めに。
贈り物としても、ご自宅用としても。伝統と革新が出会う“和のデセール”を、あなたの暮らしに。

大人の生どら焼き詰合せ(4種各2個・8個入)